アニメーションは動くし、喋るし、音も出ます。でもそれを作り上げた元々の土台は原作マンガである場合もかなり多いですね。アニメ系の本などはその市場も大きく、コミック即売会などは世界中で見られます。

コミックワールドComic World

は東アジア圏で開催されていた同人誌即売会ですが、今はコミックマーケットが一番大きな即売会でしょう。これは通称コミケなどと呼ばれていて日本で夏と冬の年二回行われています。

アニメ関連の本に関する情報が一同に集まるという点においては他に類を見ません。海外でも、コミックコンなど大きなイベントもあれば地域で行われるような小さなイベントもあります。同人誌即売会で販売されているタイプの本は、アニメを題材として素人の手によって制作されたりもします。

あのアニメのあのエピソードを面白おかしく変えてマンガ仕立てにして販売したら売れた、ということはよくあることなのです。原作があり、アニメが作られ、そのアニメを元にまた別のマンガ本が作られる。これはアニメ本市場の一つの循環です。

もしくは原作やアニメのパロディ本を読んだら、何やらおもしろかったから、絵がうまかったから、その元である原作やアニメを見るようになった、という切っ掛けとなるということも今では増えてきました。

書籍の存在はアニメそのものの価値をも高めてくれる貴重な存在です。これからこういったイベントで何か物色してみるといい作品との出会いがあるかもしれません。