アニメ、アニメーションと言えば連続したイラストを一枚一枚録画しまるで動いている様に見せ、それらに音や声が加わえたもの…つまりこういった物体を映し出した映像のことです。
しかしこの定義づけで本当に良いのでしょうか?実際にはそれらの映像の中に描かれた人間や動物などのキャラクター達の絵そのもの、動き、声などが活力を得て命を持った状態のことをアニメーションと呼ぶというのが正解でしょう。そして後のこの言葉と繋がってしていくものは、こういった映像から感動や知識を得たりすることなのでしょう。
段々アニメーション自体が生き物のように変化していますが、言葉の意味は用途やそのものの変化によって変わっていくのは当然のことでしょうね。アニメーションが出来る以前は一枚絵が主だったのは誰もがご存知なことですが、当時はそういった絵に対しての比重が非常に重かったもので、そこからその絵を描いた人からのメッセージ一を所懸命に読み取ろうとしたものです。
そしてそれが白黒の動くイラストとなって声や効果音が加えられました。音楽が加わってドラマ性を高めてくれるようになったのはこういった段階から考えてみますと、しばらく後のことになりますね。
そしてこのアニメーションの技術をより一層高め、確かなメッセージを込めていった国が日本です。アニメーションをアニメという和製略語で親しみを込めて呼び始め、娯楽の一ジャンルとして成長させました。そしてアニメという言葉は作品たちと共に世界に輸出されて行きました。