『未来改造のススメ – 脱「お金」時代の幸福論』をもっと楽しむための書籍を紹介いたします(Chapter7〜9)。
(Part1(Chater1〜3)はこちらから)
(Part2(Chater4〜6)はこちらから)

■Chapter 7 働かなくても飢え死にしない時代へ
○貧困のない世界を創る(ムハマド・ユヌス、早川書房)

貧困者への無担保融資「マイクロクレジット」によって、貧困問題の解決に取り組む、ムハマド・ユヌス氏。ノーベル平和賞を受賞した著者が壮大な構想を語る。
小飼 ユヌス流の言い方をすれば、「貧困は博物館行き」になるのです。(p.138)
○ベーシック・インカム入門(山森亮、光文社新書)

今話題となっている新しい社会保障の考え方「ベーシック・インカム」。その概念から社会に与える影響までを解説。
○働かざるもの、飢えるべからず。(小飼弾、サンガ)

「働かざる者食うべからず」は本当か? 従来の価値観を転換し、ベーシック・インカム+社会相続による「痛くない社会」を提言する。
小飼 しかし、逆に考えてみれば、生きている間の税金がどれだけ安く済むことか。(p.143)
■Chapter 8 沖縄と北海道は独立国に、日本は「合県国」に
○ゾウの時間 ネズミの時間(本川達雄、中公新書)

ほ乳類のさまざまな「時間」(寿命、心拍数等々)は、体重の1/4乗に比例するという法則がある。この法則から導き出される知見とは?
「太陽電池と電気自動車」がもたらす新しい文明の形を、電気自動車エリーカの開発者が語る。
○マグネシウム文明論(矢部 孝/山路達也、PHP新書)

海水中に含まれる膨大な量のマグネシウムを、太陽熱を利用した淡水化装置で取り出し、太陽光励起レーザーで製錬。燃料として利用するという、東工大教授の壮大な研究を解説。
岡田 マグネシウム循環社会で主張しているように、太陽を今よりもっと有効活用できるようになれば、エネルギーは限りなくタダになっていくわけだよ。(p.162)
○不全世界の創造手(小川一水、朝日ノベルズ)

なぜこの世界はかくも「不全」なのか? 自己増殖型ロボットを開発した天才少年と、莫大な富を持つ投資家の少女は、世界のありように敢然と立ち向かう。
■Chapter 9 「僕らはすでに豊かだ」からスタートしよう
○美藝公(筒井康隆、ミリオン出版)

第二次大戦後、別の歴史をたどった「もう一つの」日本を舞台にした物語。この世界の日本では、映画産業を基盤とした国家となっていて、その頂点に立つ俳優は「美藝公」と呼ばれ、尊敬を集めている。物語の中では、われわれの住む「現実の」日本が架空世界として描かれる。
岡田 彼らのいう豊かな社会とは、真っ当に働いている人が飢え死にしないで済む社会のこと。そこを基準にしてみると、僕らの社会はすでに働かなくても飢え死にしないで済むだけの豊かさを持っているはずなんだよ。(p.184)
○果てしなき河よ我を誘え(フィリップ・ホセ・ファーマー、ハヤカワ文庫SF)
想像を絶するサイズの大河のほとりに、古代から現代までの人類が復活した「リバーワールド」。この世界はなぜ作られたのか? 衣食住が満たされた世界において、人間はどのように振る舞うのかという思考実験でもある。



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